tvNの土日ドラマ『涙の女王』の撮影場所に多くの関心が寄せられています。このドラマは、3世代目財閥のホン・ヘイン（キム・ジウォン）と結婚し、財閥の婿となったペク・ヒョンウ（キム・スヒョン）の結婚生活を描いています。最終話の視聴率は驚異的な24.85％を超え、tvN開局以来の最高視聴率を記録し、幕を閉じました。さらに、地元の撮影場所もSNSを通じて広く知られるようになっています。このドラマの人気のおかげで、劇中に登場するヨンドゥリとして知られるムンギョン邑のヨンヨンリや町のロケ地への訪問者が増加しており、特に第13話（20日）と第14話（21日）でペク・ヒョンウとホン・ヘインのデートスポットであるグランリ駅の鉄道自転車が訪れました。ムンギョン市の主要観光施設であるエコワールドや、ホン・スチョル（クァク・ドンヨン）とチョン・ダヘ（イ・ジュビン）が訪れる遊園地などが露出することで、さらに多くの観光客がムンギョンを訪れると予想されます。
実際、多くの視聴者がドイツと韓国で撮影されたドラマ『涙の女王』の撮影場所に興味を持っていました。特に、キム・スヒョンが演じる主人公ペク・ヒョンウの両親が住むヨンドゥリ村への関心が高まっています。二人が愛を再確認するシーンに焦点を当てて、恋人や家族と一緒に訪れる価値のある撮影場所をいくつか選びました。
１．天安梨花亭/牙山市新旺里
『涙の女王』第1話では、主人公ペク・ヒョンウが故郷のヨンドゥリ村を訪れるシーンで、美しい白い「梨の花」が話題となりました。このシーンのロケ地は、純白の梨の花で有名な〈天安と牙山地域〉です。
天安の梨の花は、天安市城歓邑王林里にある『梨花亭（天安市西北区王地1ギル142番地）』から始まります。亭に登ると、四方約10里にわたって広がる純白の梨の花が見渡せ、壮観な光景を楽しむことができます。この景色を楽しむために、全国から多くの観光客や写真家が訪れる天安の観光名所となっています。
ここに車を停め、春の日差しの中、王地3ギルに沿って風に揺れる梨の花道を歩いて貯水池まで進むと、春の真っ只中にいることを実感できます。毎年微妙な違いはありますが、今年の梨の花の見ごろは4月中旬から下旬です。
２．大邱 沙有園
『涙の女王』第2話と第3話では、ペク・ヒョンウが危篤状態のホン・ヘインの前に現れ、その後、負傷した脚を持つホン・ヘインを静かに抱きかかえて歩くシーンがありました。そのシーンでは、青々とした木々と整備された歩道が目を引きました。このシーンの撮影場所は、慶尚北道大邱の軍威にある『沙有園』として知られています。これは、太昌鋼鉄の会長であるユ・ジェソン氏が10年以上手入れしてきた樹木園です。面積は323,082㎡（約10万坪）で、サッカー場46面分の広さです。密集した森の中には展望台、カフェ、瞑想スペースがあります。
ドラマの中では、ヘインが森でイノシシに襲われて危険にさらされたとき、ヒョンウ（キム・スヒョン）が現れてヘインを救った場所が、この沙有園の「南明」と呼ばれる場所でした。
３．忠州 健芝村
第12話では、故郷を訪れたペク・ヒョンウが夕日のスポットでホン・ヘインに再びプロポーズするシーンが描かれました。「ここで告白すれば必ず叶う」というセリフに合わせて、有名な告白スポットとして浮上した場所が、忠州の健芝村として知られています。
健芝村は忠州市東良面朝東里に位置し、全国的に有名な夕日スポットです。午後遅くになると
空が淡い黄金色に染まり、南漢江の景色が広がるこの場所は、人生の一枚を撮るためのフォトゾーンとしてSNSでも広く知られています。正確な日の入り時間をチェックすれば、夕日デートを楽しむのに最適です。
４．聞慶 鳩良里駅
第13話では、ペク・ヒョンウとホン・ヘインが他のカップルのように小さなデートを楽しむシーンが描かれました。そのシーンのロケ地は、慶尚北道聞慶市麻城面にある鳩良里駅です。この駅は1956年5月15日に運行を開始し、1969年に非連絡駅に降格され、現在は閉鎖されています。
旧鳩良里駅の跡地から約300m離れた場所に、新しい鳩良里駅が完成し、鳩良里駅からムクベンイ谷までの区間（往復4.4km）が複線化され、聞慶レールバイクのコースとして利用されています。聞慶レールバイクは、周囲の山々や景色を楽しみながら、聞慶八景の一つとされる鎮南橋畔と栄江川に沿って走る鉄道上をゆっくりと走行し、涼しい風を感じながら癒されるユニークな体験として知られています。
５．聞慶市 龍淵里 ヨンドゥリスーパー
ペク・ヒョンウの両親が故郷のヨンドゥリで営むスーパー「ヨンドゥリスーパー」は、自作のセットで実際には営業していません。聞慶市龍淵里（慶尚北道聞慶市聞慶邑龍淵安ギル22）に行けば、この背景を直接見ることができます。
慶尚北道聞慶市は文化遺産と美しい自然が共存する場所で、さまざまな観光名所があります。家族全員での旅行に最適な目的地であり、子供たちが歴史を学べる歴史的な空間や学習スペースが充実しています。